沢庫は開発途中 ☆
拉加寺から沢庫まで、途中巴滩岔路口(巴滩汽车站)で乗り換え。
三叉路の巴滩岔路口は、大武から西寧までの道から沢庫へ抜ける中継地だ。
少し戻り左に曲がると同徳から興海へぬけられる。
少し戻り左に曲がると同徳から興海へぬけられる。
ここで降りると運転手達がいろいろいて、行き先を言うと、あれに乗れこれに乗れと指図してくれる。
各方向から来た車もここまでで終わってしまい乗り換えさせられることもある。
アムドの真ん中という感じだ。
食堂は三軒ほどあり昼飯を食べてから出発。今回は和日寺のある和日町を通って行く。なかなか美しいなだらかな丘の道だ。
2時間ほどで沢庫着。
沢庫はなんだかいろいろ建設途中で雑然としている、前来た時民族衣装の遊牧民がいっぱいいて、その人達の写真を撮ろうとはりきって来たのに、なんだか違う。
ホテルは何軒かある、普通の安ホテル。
荷物を置いて散歩。
雨が降ってきた、細かい雨でけっこう濡れ歩きにくい。周りの草原を散歩しようと思っていたが、もう午後遅くなったし雨がやまないのでやる気をなくす。
雨が降ってきた、細かい雨でけっこう濡れ歩きにくい。周りの草原を散歩しようと思っていたが、もう午後遅くなったし雨がやまないのでやる気をなくす。
なんか十字路の北の方面を見ると丘の上に四角い大きなお堂が建っている。なんだ行ってみよう。
丘の周りは囲われていてマニ車が並びコルラ道になっている。
町の中心からの道がぶつかったところにお堂が二つあり、ここからコルラ道に入れる。正式な入口は少し左にある。
大きなお堂のある丘の上まで登り町を見渡たしてみる。
なんだ、この新しいアパート群と工場みたいな建物は、こんなに家を建てて住む人がいるのか。遊牧民を住まわせるのだろうか。
でも何の産業で暮らしをたてていくんだ、不思議だ。
でも何の産業で暮らしをたてていくんだ、不思議だ。
そんなわけで、大草原の中にポツンとある二本の交差した通りしかない簡素な町が、変わり始めていて少しガッカリだ。
町を歩く民族衣装の遊牧民も減った。
町を歩く民族衣装の遊牧民も減った。
しかし遊牧民のテントはたくさん町の周りにあった、雨のせいで緑がにじんで美しかった。
期待はずれだったが、今度来るときには工事も終わり町も整っていくだろう。 期待して+1だけ。 (16年7月)