去年の失敗

 

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17年に行った時は成都往復の格安航空券を利用した。

帰りのチケットは、上海で虹橋空港から浦東空港に乗り換えになっているが、特に深くは考えず、5時間の乗り換え時間があれば十分だろうと考えた。

しかしこのごろの中国の夏、特に梅雨の季節は毎年どこかが豪雨にねらわれている。この年四川省で大規模な山崩れがあった、旅行には関係なかったが。

旅の間は特に雨の問題はなく四川省には関係ないと思っていたが、帰路成都の空港に着くとなぜか出発便が大幅に遅れている。
南の方、雲南省あたりで大雨が降っているのだ、そのせいで南からの便が大幅遅れで空港は混乱。2時間遅れで出発。ちょっと心配したが、乗り換えに3時間あれば大丈夫だとタカをくくっていた。

上海に着き浦東空港行きの直通バスを探す。案内板は付いているがかんじんな所でその先の案内板がなくなる、中国の案内板は日本のように手取り足取りではないのでけっこう困る。

うろうろしてターミナルの外に出て探して警備員に聞くと、第2ターミナル出口の向かいのビルの地下にあると言う。また中に入って2階に登り渡り廊下を渡って隣のビルに、また階段を降りてやっとバス発着所に。

キップを買うついでに何時間かかるかと聞くと、おばちゃんきげんが悪く答えてくれない、これだ。隣に座っていた親父が答えてくれた。

約1時間! え、そんなにかかるの。
たしかに二つの空港はかなり離れいる、よく考えておくのだった、甘かった。でもまだギリギリ間に合う時間だ。

しかしやっぱり甘かった、高速を通る直通バスとはいえ上海は大都会、渋滞ってやつがあった。
約1時間20分後到着。ターミナルの扉が開くともうチェックインは終わっていた。

2時間遅れて到着し、成都からの荷物を取り、初めての空港をうろうろして、バスの出発を20分くらい待って、渋滞に巻き込まれ、十分間に合わない時間だった。タクシーで来てもたいしてかわらないだろう、地下鉄の駅は調べてなかったし。

しかたない東方航空のカウンーを探して次の便にしてもらおう、雨の遅れだから言い訳はきくし。ところがカウンターがわからない、東方航空は一番端っこらしい。

あーめんどくさいと思っていると、目の前にあるカウンターの女性と若い男がニコニコしてこっちを見ている。これが間違え。

何かお困りですか、予約券を見せると、調べて見ますね。
もうチェックインは終わっていますね。東方航空の次の便は、えーと今日はありません。

え、それは困るんだけど、今日帰らないとビザ切れオーバーステーになっちゃう、やだよ中国の留置所にお世話になるなんて。

今考えるとこの辺りでやめて、東方航空を探すべきだった。しかしあまりに感じよかったのでついお姉さんの笑顔にのさられて。

吉祥航空なら、20時ごろの便があります。他に東京行きの今日の便はありません。
なにその吉祥って、聞いたことないけど。まあいいか。

あ、それでいいですそれで帰ります、いくらですか。

えーと、12000元です。

えーなにそれ、日本円で10万以上、そんなあ。しかしお姉さんの顔はやさしさからきびしさに変わっていた、人の足元を見て付け入る作戦か。

少し考えるが、これにするしかないだろう。日本に帰ってから東方航空に事情を話せばいくらかは戻ってくるだろう。と考えしぶしぶ金を払った。

飛行機は同じように遅れ、羽田に着いたのは夜中の2時ごろ。もうタクシー代もない。あきらめて始発まで空港のロビーで休憩。なんとか朝早く家にたどり着いた。


東方航空の日本支社に電話すると、成都で起きたことなので東京では判断できませんというわけで、領収書やチケットのコピーを揃え東方航空に送り、成都の航空事務所に送ってもらい、返事を待った。

4日くらい経って、中国語の電話がきた、ペラペラ喋られると全く理解できない。何回かやりとりして、一週間くらいたったら電話に片言の日本語ができる女性が出てきて、

「雨、お金ない」ときっぱり。

つまり雨で遅れたものは補償の対象にならないってことらしい。

そう言われては対応の余地はない、反応する語学力もないし、あきらめた。
それでこの事件は終わってしまった。

それにしても東方航空日本支社の気のない対応、少しは客の身になって答えて欲しかった。日本支社にはなんの力もないみたいだ。

優しい顔をしたカウンターのお姉さん、領収書の会社名を見るとそんな人間を当て込んで手数料をぼったくって商売しているように思う。航空会社とは関係ない会社みたいだ。

結局10万くらい余計に使ってしまった。今考えても腹が立つこの事件。反省として

・上海での違う空港への乗り換えは気をつける。
サイトの記事を読んで乗り換え交通機関を研究しておく。ある人のブログに5時間の乗り換え時間ではトラブルがあると少し苦しいとちゃんと書いてあった。

オーバーステイ出入国管理(イミグレ)に1日につき500元を払えば特に下心がなければ大丈夫らしい。1日分払って、航空会社に翌日のきっぷに替えてもらえばたいした問題にはならなかったはずだ。旅行保険に飛行機の遅れ用の保険を300円くらい追加して払っておけば、3万円もらえるから、近くのホテルに泊まってもお釣りがくる、

しかし今年から1日につき1000元になったようなことが中国大使館のサイトに載っていた。500元ならそれほどではないが1000元、約1万6千円はけっこうきく。


ついでに中国のATMについて。

カードの密吗(パスワード)を3回間違えると、もうそのパスワードは使えない。

石渠で銀聨カードから金をおろそうとして、使いにくい器械のせいでうまくいかず、銀行のお姉さんが助けてくれたが、あなた3回間違ってない? と指摘された。

パスワードを変えるには、中国銀行で作ったカードだから、中国銀行の窓口でないと登録できない。

うーん、玉樹に行けば中国銀行はある、と聞くと。
ない、西寧か成都
え、そこまで行く金がもうない。どうしよう。
一瞬ぞっとしたがVISAカードで何とか出せた。

今まではいくらでもおろせたが、18年から、1日3000元までになっていた。
銀行によっては100元しか出せないATMもある。

 

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