Nomadicとは  ☆☆☆☆☆


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毛庄郷での3日間は私のために組み込まれたスケジュールではないのだが、ちょうどうまくいっていろいろ連れてってくれた、それもタダで。

あなたはここに来た「第一位日本人」初めての日本人と言われた。それでいろいろやってくれたのだろうか。そんなそぶりはなかったが。

毛庄郷の宿の主人に、私は旅行のブログを書いているんですが、写真とかこの宿の事なんか載せてもいいですかと言うと、うれしそうにOKしてくれた。

これは少しでもお返ししなければ、というわけでわかる範囲で宿を運営しているNomadicを紹介。


民泊サイト Airbnbで探した玉樹と毛庄郷の宿のホストは、同じNomadicだ。

●「玉樹の宿」の主人は、次成诺悟さん。

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この人、当然右側。 

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通りに面した家の写真、へっこんだ左側だけ。探すのはかなり難しい。左にぐるーっと回ると一階の入り口がある。3階建て。

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個室は一つだけ、あとは若い子向けのシェアルーム。


●「毛庄郷の宿」の主人は、久美南江さん。女の子みたいだと言ったらチベット語ならこうなるんだと書いて見せてくれたが、わからん。
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左の男性。その右二人目がたぶん奥さん、二人で台湾人のトレッキングガイドをしていた。のこりはいつも明るい台湾のみなさん。

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ここは明らかにトレッキングの基地という感じ、山に登るとうつくしい風景と遊牧民がたくさんいるみたいだ。尕丁寺はたまたま近くという感じ。

 

二つの宿の主人はNomadicではない、じゃホストのNomadicて誰だ?

宿を予約すると簡単なメールでやりとりできるようになっている、そこで、寺に行く予定が確かではないので予約した日がずれるかもしれないが大丈夫でしょうか? など、何回かやりとりした。

玉樹の宿に着いた時、香港出身の女性が Nomadicは私ですと言われびっくりした。てっきり男だとばかり思っていたから。しかしやりとりしたのが私でNomadicはやっぱり別にいた。

毛庄郷の主人にNomadicって誰と聞くと、ウルムチ出身の男で今は台湾の女性と結婚して台北に住んでいる。ということだった。でもNomadicって名前ウイグル人には思えないけどなあ、へんな名前。

名前ではなかった。「Nomadic」とは英語で「遊牧している」という意味らしい。私の教養のなさが証明されてしまった。そういえば「nomad」「放牧」という言葉は記憶の彼方にあった、それにicが付いてたわけか。

つまりこのプロジェクトの名称という感じだ。香港の女性はその社員、毛庄郷であった若者達も社員だ、石鹸とかアクセサリーなどを作ったりいろいろしているようだがそれ以上のことはよくわからない。

ホストは草原のテントに泊まったときにイギリス人と一緒にバンに乗って夫婦で来ていた、その時はよくわからなくて失礼しました。だってなんの紹介もなくいるんだもの。

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フェイスブックを見ると、代表の名は Peng  Li( Li・李が名字だろうか、真ん中の帽子の人)。奥さんは楊さん(その右の人)。2人ともとってもいい人だ、教養もありそう。

サイトでNomadicで検索すると日本のアパレル会社が出てくるのでダメ。
「遊牧行 Nomadic」と検索するといい。ファイスブックを使っているようだ、もちろん情報は中国語。

遊牧行の行は何々しているという感じ、つまり英語と中国語で同じこと書いてあるわけ。行には正しい行いみたいな意味もあるから、遊牧を賛美しているわけね。

ファイスブックの「遊牧行 Nomadic」 をフォローすると時々高原を訪ねた人たちの美しい写真が何枚も載っていて楽しい。けっこういろいろつながっている。
ファイスブックからもメールが送れるみたいだ。

電話番号は3つあるがどれが通じるかは不明。
 852  6615  3764
 +86  177  0976  1929
 +86  181  8990  3337

玉樹に来るには、成都で一泊してから飛行機使って来るのが一番早い。車をたのんでおけば、3時間弱で毛庄郷にたどり着く。飛行機の時間があるからどうしても成都または西寧に一泊は必要だろう。

ただし玉樹は標高3680m、成都からラサに行くようなものだ、高山病に要注意。一日高所順応の時間をとらないと危険だ。西寧からの夜行バスだとバスの中で順応できる。


毛庄郷の主人が日本人にもいっぱい来てほしいような顔をしていた。台湾、香港はお得意様、韓国人も少々。
日本も旅行社と提携して台湾のように団体がいっぱい来るようになるといいのだけれど。日本の旅行社のツアーに組み込んでみたらいいと思うけど。
とにかく美しい草原と遊牧民の生活を実体験できる。そして寺も見学、尕尔寺もここからだと5時間弱、往復できなくもない。

香港人もいるんだから、日本人向けに日本人スタッフとして応募しても採用してくれるかも。ただし英語と中国語は必修。ここで働けたら最高、でも仕事は夏だけだろうな。冬のこの辺りちょっと興味あるけど。寒そう。


Airbnbを利用して連絡を取るには、一度宿泊を予約する、するとメールや電話がわかる、連絡していろいろ訪ねて計画をねり、予約をキャンセルしてもう一度正しい日時を予約する。予約キャンセルは3日前までタダだからこうゆう手がある。

Airbnbには新しく星空キャンプ(巴塘草原帳篷遊牧生活)も載っていた。


2つの宿を使えばいいろいろ行ける。チベット遊牧民、草原が好きな人なら訪ねてそんはない! とにかくチベット人は親切で、いい意味でゆるい。お礼もかねて、満点。(18年7月)